襟 | 明日使えるサッカー用語集

襟 (その他)

一時期ユニフォームに襟のついたデザインが流行ったが、その襟のこと。ドーハの悲劇と呼ばれたアメリカワールドカップアジア最終予選対イラク戦にて、試合終了間ぎわ、1-0の日本のリードでこのままリードを保てばワールドカップ出場権獲得というタイミングで交代出場した武田修宏選手は、キープすれば良いのにがんがん攻め上がってしまい、それがきっかけで失点につながってしまった。その際、武田選手は襟を立ててプレーしていたので、「襟なんか立ててんじゃねー武田!」と罵声を浴びることになった。後年、西澤明訓選手がデビューした際、やはり襟を立てていたため、ファンの間で「こいつもいつかは武田のように・・・」と余計な疑心暗鬼を生むことになった。その後、それが原因かどうかはわからないがユニフォームから襟はなくなってしまった。

ドーハの悲劇
西澤明訓
武田修宏